来たぜ新潟。どうもこの地で食べてないと、口はぼったい論評になってしまうことが多いので食べとこかって感じで。車で走ると田中角栄の功績をまざまざと知ることになった。結果が全てとか極論言わんけど、結果を出さないプロほど始末が悪いものは無いもんだ。票を集めた人間がその見返りを地元に落とす、という実にあるべき姿の益をこれほど享受している土地はそうはない。
そんな中、地元に根付いた四大、いや最近は五大新潟ラーメンというらしいけど、そこんとこ体感しておこう。
私くらいになりますと、いきなり老舗とかこだわりません。新潟は新幹線を使えは気軽に東京に行けるからか、東京修行組や老舗の系譜などなかなか多彩で一軒目は迷って空港から近いという実にあるあるな感じで此方へ。雑誌的な表彰をされてるお店らしく、地元の有名店出身でもあるので注目は高いようだ。
"滋"をどうやったら"zi"と読むのか見当がつかないのは言わない方向で。
駐車場は10台近くとめられるものの、ひたすら満車。近くに商業施設があるのでそちらから流れてくる方も多い。
やはり岩のりはある。値段はそこそこ。
辛味やらニンニクがある卓上。この卓上で雰囲気も感じつつ、初訪なのに雑誌で見た限定'超絶煮干そば'をお願いした。
嬉しい、こんな出し方嬉しい。まずはかけで食べて欲しいという想いとこんなの食べるの特殊なナニでしょ、上に乗せとくわという見透かされ具合が心地いい。
POPには細麺仕様と書いてあった、先に知らせないと、なんじゃこりゃあと言われるのかもね。この地では。
麺はそれ自体よりも茹でや扱いに違和感はあったのが残念、まあ混んでたし。
それよりも煮干しをぐはっと効かせたスープに驚いた。塩分は強め、伊藤でも伊吹ともリンクしないのはタレの強さからかも。ただ、この一杯には面食らう、これは美味い。
具を乗せてみて変化の具合など。背脂に依存しない真っ向煮干し、実に高揚した、これはお勧めしたい。
posted by a certain Cue at 17:43|
新潟ラーメン
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